リーガルテックグループJAPAN MADE社、海外富裕層向け日本文化体験ツアー
『Timeless Japan』にHyperJ.ai導入決定!
~ラグジュアリートラベル市場の拡大と富裕層の文化体験から
ビジネスマッチングへの発展までを見据える取り組みで支援~

国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku SaaS」、法令判例検索サービス「Legal Search」、ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のDXサービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下リーガルテック社)は、子会社のJAPAN MADE事務局を通じて、株式会社Arte主催の海外富裕層向け日本文化体験ツアー『Timeless Japan』に、ブロックチェーンと独自技術による、ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」を提供することで、日本文化の『保存』『発展』『継承』を支援することを発表致します。

▼ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護ソリューション「HyperJ.ai」
https://www.hyperj.ai

■ 『Timeless Japan』への参画

『Timeless Japan』は、海外富裕層を対象にした特別な日本文化体験サービスです。茶道、香道、書道といった伝統文化や、日本刀の鍛冶体験など、日本の伝統と技を深く体験することができます。このサービスにHyperJ.aiを導入することで、参加者が体験した日本文化の瞬間をデジタル化し、ブロックチェーンに永久的に保存することが可能になります。これにより、日本の文化をより広く世界に伝え、日本への理解と魅力を深めることができると期待されています。

さらに、『Timeless Japan』では、通常では体験できないような特別な体験を用意しているため、参加者は日本の文化と伝統を深く理解し、それをもとにしたビジネス機会の創出も可能になると考えています。例えば、日本の伝統工芸品の製造過程を体験した後、その技術を海外市場で展開するビジネスプランを考案したり、日本の食文化に関する深い知識を持つことで、食品輸出やレストラン事業への参入も視野に入れることができるでしょう。

JAPAN MADE事務局株式会社と株式会社Arteは、このプロジェクトを通じて、日本の伝統と文化の魅力を新しい形で世界に伝え、ビジネスマッチングの場に発展することをも見据え、取り組んで参ります。これは、単なる観光事業にとどまらず、文化とテクノロジーの融合を通じて、日本の新しい魅力を国内外に発信する試みとなります。

■ 『Timeless Japan』とは

株式会社Arteは、2024年6月に、独特な文化体験を求める海外富裕層向けに『Timeless Japan』というサービスを提供開始します。このツアーでは、普段は公開されない独特なサービスや体験を中心に据え、各顧客のニーズに応じて専属コンシェルジュが細かくプランを調整します。
この旅行の特徴は、日本の「食」を中心とした豊かな体験、伝統文化や工芸品などを含む多様な体験型コンテンツ、柔軟に構築された旅行プラン、そして日本文化に精通したバトラーの同行です。
参加者は、名高い料理人による食育プログラム、茶道、香道、書道などの伝統文化体験、さらには日本刀の鍛冶体験など、忘れがたい思い出を作る機会に恵まれます。また、個々の好みに合わせたカスタマイズされた体験も提供され、旅のすべての瞬間が特別なものになります。

■ 2025年観光立国日本:持続的成長と交流拡大への道筋

観光庁による日本の「観光立国推進基本計画」は、観光立国の持続可能な形での復活に向けた基本的な計画として設定されており、観光の質的向上を象徴する「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」の3つのキーワードを中心に構築されています。
計画期間における具体的な目標は以下の通りです:

1.持続可能な観光地域づくりの体制整備
令和7年までに100地域を持続可能な観光地域とする(うち国際認証・表彰地域 50地域)。

2.インバウンド回復
訪日外国人旅行消費額を早期に5兆円にする。
訪日外国人旅行消費額単価を令和7年までに20万円にする。
訪日外国人旅行者一人当たり地方部宿泊数を令和7年までに2泊にする。
訪日外国人旅行者数を令和7年までに令和元年の水準を超える数にする。
日本人の海外旅行者数を令和7年までに令和元年の水準を超える数にする。
アジア主要国における国際会議の開催件数に占める割合を令和7年までにアジア最大の開催国(3割以上)にする。

3.国内交流拡大
日本人の地方部延べ宿泊者数を令和7年までに3.2億人泊にする。
国内旅行消費額を早期に20兆円、令和7年までに22兆円にする。
これらの目標は、日本の観光業界において持続可能な成長を促進し、地域経済への貢献を目指しています。

https://www.mlit.go.jp/kankocho/kankorikkoku/kihonkeikaku.html#:~:text=平成19年1月に施行された

■ ラグジュアリートラベル市場の成長と動向

さらに、高級旅行市場に関する最新の統計情報によれば、世界の高級旅行市場は急速に成長しており、その市場規模は2021年に2,202億ドルと評価され、2022年には2兆ドル、2023年には37兆6億米ドルに達すると予想されています。この成長は、ユニークでエキゾチックな休暇体験への需要の増加、中流階級と上流階級の支出増加、ソーシャルメディアの影響に支えられています。高級旅行サービスには、贅沢な宿泊施設、便利な交通手段、本物の旅行体験などが含まれます。中国、香港、インド、マレーシアなどの国々で可処分所得が増加し、中産階級が拡大したことも市場の成長要因です。また、プライベートツアーやカスタマイズされた旅行、家族向けツアーも急成長しており、富裕層の人口の増加も市場に影響を与えています。
Luxury Travel Market Size, Share And Growth Report, 2030 (grandviewresearch.com)
Luxury Travel Market Size, Share, Growth | Forecast 2031 (alliedmarketresearch.com)

■ 日本のデジタル赤字は年々拡大

財務省が2023年10月10日に発表した直近8月の国際収支統計を見ると、インバウンド需要の増大を受け、旅行収支は8月としては過去最大となる2582億円、1~8月合計で2兆3656億円と、前年同期(1742億円)の13倍以上という大きな黒字を記録。サービス収支全体の赤字拡大を一定程度抑制する結果となりました。
しかし、日銀レビュー(https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2023/data/rev23j09.pdf)によれば、サービス収支は5つの類型に分類され、特に「デジタル関連収支」の赤字が著しいことが指摘されています。2022年のサービス収支赤字5兆4202億円のうち、4兆7814億円がデジタル関連収支の赤字でした。その内訳は次の通りです。

  • 通信・コンピュータ・情報サービス:1.6兆円の赤字。
  • 専門・経営コンサルティングサービス:1.7兆円の赤字。
  • 著作権等使用料:1.5兆円の赤字。

4.7兆円という数字は、サービス収支赤字5.6兆円の84%であり、2014年から2022年の間に倍以上に拡大。
まさしく日本のデジタル化の遅れを端的に表すともに日本経済の競争力の低下を浮き彫りにしているといます。
さらに2023年の1月から8月までのサービス収支赤字は2兆7198億円で、そのうち3兆7984億円がデジタル関連収支の赤字です。インバウンド需要の急回復がヒト関連収支に黒字をもたらしているものの、デジタル関連収支の赤字によって相殺されてしまうことが示されています。
https://www.businessinsider.jp/post-276636
https://diamond.jp/articles/-/318133

■ HyperJ.aiを活用した新しいインバウンド戦略で日本経済を活性化

前述のとおり、現在の日本経済はインバウンド需要の増加による旅行収支の黒字拡大にも関わらず、デジタル関連収支の赤字による挑戦に直面しています。そこでJAPANMADE社では、この課題に対応し、ビジネス、医療、Cool JAPANの分野におけるユニークな体験をHyperJ.aiを通じてグローバルに拡散し、日本への関心を高めることを目指しています。
(2023年12月13日のリリースを参照)

訪日外国人観光客が体験した日本の特別な魅力をHyperJ.aiで記録し、ブロックチェーンを用いてその体験の証明書として提供します。これにより、日本訪問が単なる観光に留まらず、ビジネスマッチングや技術交流の機会へと発展することが期待できます。
例えば、日本の伝統芸能、工芸、料理、地域文化などの特別な体験をHyperJ.aiで記録し、参加者が日本の本質的な魅力を直接体験したことをブロックチェーンで半永久的に証明します。重要な体験や出来事が長期にわたって保存され、将来的に参照可能なため、訪日外国人は観光した時だけでなく、帰国後も日本の文化やビジネスに関心をもってもらうことができます。
ビジネスマッチングの面でも、訪日外国人が日本の技術や製品を実際に体験し、その体験を通じてビジネスの可能性を探る機会を提供します。例えば、日本の先端技術を活用した製品やサービスを体験し、それらの製品に関心を持った海外のビジネス関係者が、HyperJ.aiを通じて、直接日本の企業と接触することを容易にし、協力関係を築くことが可能にします。

さらに、訪日外国人が購入したお土産に関しても、HyperJ.aiのD2Cアクセラレーター機能を活用することで、日本国外からでも簡単に製品を購入できるようにします。これにより、お土産をもらった人が、自分も他の人へプレゼントをしたいと思った時、またリピート購入したいと思った時、日本へ訪問しなくとも、正規品であることが保証された日本製品を購入することができ、日本製品に対する国際的な需要を喚起し、日本経済に対する継続的な経済効果を創出することが可能となります。

このような新戦略により、日本の伝統と革新が融合したユニークな体験を世界中に広め、国際収支の改善と持続可能な経済発展に寄与することを目指します。

■ ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」とは

最先端のブロックチェーン技術と独自のアルゴリズムにより、模倣品をなくし「日本製」かつ「本物」であることを証明することができるソリューションが、ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」です。「HyperJ.ai」は、データの改ざんが実質的に不可能なパブリックブロックチェーンを使用した、高セキュリティのブランド保護システムです。「HyperJ.ai」のブロックチェーンに登録されたホンモノストーリー動画は、メーカーが提供する商品とHyperJ.aiのアプリが直接連動することにより、ユーザは、安心して、メーカーが伝えたい真実のメッセージをそのまま動画で見ることができます。

■ ブロックチェーンによる新たな広告戦略

ブロックチェーンを活用した新たな広告戦略
リーガルテック社の独自技術とブロックチェーンを駆使した次世代ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」は、ブロックチェーンの「改ざん不可能」という特性を活かしつつ、従来のブロックチェーンでは難しかった大容量の動画や画像データの登録を可能にしました。これにより、新たな広告戦略の展開が可能となります。

フェイクニュースによるブランド毀損が懸念される昨今、リーガルテック社は信頼性が高く、低コストで効果を発揮する、新時代のブランド&知財保護システムを開発しました。LaaS(LegalTech as a Service)を通じて提供されるこのプラットフォームにより、企業・メーカーは安全にかつ容易に動画をアップロードすることができます。
さらに、HyperJ.aiはダウンロードを防止する機能も備えており、無断での映像使用を防ぐことが可能です。これにより、ブランドと消費者の双方に安心を提供する「No Fake」ソリューションを実現しています。

(※LaaS(LegalTech as a Service)とは、法的分野に特化したリーガルテック社の技術を活用したPaaS型のプラットフォームサービスです。)

■「ホンモノストーリー ®」について

ブロックチェーンを活用した次世代 ブランド&知財保護システムHyperJ.aiは、”書き込まれた情報は改ざんできない”というブロックチェーンの特長を生かしつつ、さらに従来のブロックチェーンでは困難だった、大容量の動画データ、画像データさえも登録可能となっています。
ブロックチェーン上の改ざんできない動画と連携することにより、生産者本人しか知り得ない情報や秘話など、ホンモノの素顔を動画で伝えることができる「ホンモノストーリー機能」を搭載しています。「動画はブロックチェーン上に書き込まれ、改ざんされないので、ホンモノであることの証明になる」「メーカーの思いやコンセプトを直接伝えることができるので、動画PRになる」などのメリットがあります。

Hyper J ID
生産地ストーリー
生産者ストーリー
製品ストーリー

※ホンモノストーリー®は、日本国におけるJAPAN MADE事務局株式会社の特許出願中および商標登録されたサービスです。

■ 「HyperJ.ai」導入の利点

HyperJ.aiを導入することによって、企業は偽情報の罠から抜け出し、自社のブランドメッセージをクリアに消費者に届けることが可能になります。真実性を根幹に置くこのプラットフォームは、ブランドのストーリーと価値を守るだけでなく、市場でのブランドの正当性を強化します。消費者はHyperJ.aiの安全かつ透明性が担保されたチャネルを通じて、製品の本当の情報を手に入れることができ、これにより企業は顧客のロイヤルティを築き上げることが可能になります。さらに、偽情報によって引き起こされる潜在的な混乱を未然に防ぎ、ブランドが有するその業界内での競争優位性を維持し続けることを支援します。HyperJ.aiは、真実を基盤としたマーケティング戦略を展開し、企業の社会的信用と経済的利益を同時にもたらすための不可欠なソリューションとなります。

■サービス概要

サービス名:ブロックチェーン ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」
URL: https://www.hyperj.ai/

■株式会社Arteとは

株式会社Arteは、日本文化の保存、発展、継承を企業のミッションとして掲げ、デジタル技術を活用し、世界へ日本の伝統文化を発信する活動を行っています。これまでに日本刀のNFT販売なども行い、日本刀の新たなファン層の獲得にも貢献してきました。そしてこの度、海外富裕層を対象とした『Timeless Japan』ツアー、越境ECサイト『Arte Japan』、デジタル変革を支援する『CraftTech Transformation』のサービスを提供開始。これらのサービスを通じて、日本の豊かな伝統文化を革新的なデジタル技術と融合させ、その魅力を全く新しい形で再解釈し、世界中の人々に日本文化の深い美しさと精神性を伝え、理解を深めることを目指しています。

【リーガルテック株式会社について】

名 称    : リーガルテック株式会社
代表者  : 佐々木 隆仁
設 立     : 2012年6月
所在地  : 東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル4F
資本金  : 5,100万円
URL      : https://www.LegalTech.co.jp/

1995 年創業のリーガルテックの老舗企業、AOS テクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012 年に設立。以来、e ディスカバリ、フォレンジックサービスを提供し、2015 年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献したとして、第10 回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。今後は、日本でも本格化する LaaS(LegalTech as a Service) への取り組みにシフトし、ブロックチェーン真贋判定システム 「HyperJ.ai」、次世代電子契約ポータル「Keiyaku.Ai」、法律ポータル「LegalSearch.jp」、 知財ポータル「Tokkyo.Ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを提供して参ります。

【JapanMade事務局株式会社について】

名 称    : JapanMade事務局株式会社
代表者  : 佐々木 隆仁
設 立     : 2019年2月
所在地  : 東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル4F
資本金  : 1億円
URL      : https://www.japanmade.com/

「古き良き、新しき良きジャパンをプロデュースします」という企業理念の下、JAPAN MADE 事務局は ブロックチェーン、NFT技術を中心にxTechでサポート、xTechをサポートするという企業方針で活動を行なっております。ディスラプティブな製品やサービスのビジネスモデルを開発しグローバル展開をはかるジャパンメイド企業を支援してソサエティー5.0の実現をお手伝いする事業活動を行なっています。